プリンジーPrintgy(プリンジー)

「PRINT(プリント)」と
「ECOLOGY(エコロジー)」。
必要な分だけ無駄なく生産。
節水効果もある
環境に優しい加工を提供します。

Printgy™(プリンジー)が採用する転写プリントは「昇華プリント」とも呼ばれ、分散染料インクを使用して印刷した転写紙を生地に高熱加工することでインクを気化(昇華)させ色を浸透させます。各工程で水を使用せず廃液などによる水質汚染がないため、染色に比べて環境にやさしい手法ともいえます。
当社では現在、転写紙への印刷はインクジェットプリントを採用しています。インクジェットの特徴はコンピュータからのデータをそのまま使え、多品種小ロット生産が可能です。データの作成や修整、配色の変更なども対応することが出来ます。また、お客様の用途に応じた生地の提案も行っております。

環境負荷の低減と資源の節約

昇華転写プリントは水を使用しないドライプロセスであり、従来の染色方法と比較して大幅な節水が可能です。排出される廃液もほとんどなく、水質汚染のリスクを低減します。これにより、地球の水資源保護に貢献するとともに、排水処理にかかるエネルギー消費も削減でき、持続可能な生産体制を構築できます。ポリエステル素材自体もリサイクルが容易であるため、製品のライフサイクル全体での環境負荷を低減します。

高いデザイン性とスピーディーな生産性

転写紙へのインクジェット出力により、写真やグラデーション、複雑なパターンなど、多種多様なデザインを高精細に表現できるのが大きな強みです。デザイン作成が容易な上、デジタルデータから直接出力するため、版作成の時間とコストが不要です。これにより、小ロットからでも生産が可能で、多品種少量生産やパーソナライズされた製品のニーズにもスピーディーに柔軟に対応できます。市場のトレンドに合わせた迅速な商品展開が可能となり、効率的な生産体制を実現します。